マナーはこのままで良いのか
(本日のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
フクダリーガル創設から20年経った今日、ルールはこのままで良いのでしょうか?
「普通の会社がやっている程度」のマナーで差別化できた当時とは環境も様変わりしています。
昨日少し触れた日本司法書士会連合会(日司連)総合研究所の報告書でも「司法書士はサービス業」とはっきり書いています。
そして、同業他社が「司法書士はサービス業である」という意識を持つようになった現在、本当の市場競争激化要因は他のところにあります。
国内の人口減少、そして、(今日の「ニュース共有」にも載せましたが)不動産の証券化(小口投資)の拡大等により、不動産登記マーケットが確実に縮小するという要因です。
そういう厳しい競争の中で、「マナー」は差別化要因としての重要性を増していきます。
ですから、「普通の会社程度」の「マナー」水準からさらにレベルを上げることが必要になるのです。
ただその前に、現在の「マナー」に関するルールがそもそも守られているのかどうかが問題です。
現在は幸い沢山のお客様からのご依頼を頂いていますから、少なくともルールは守られていて、「マナー」に関する問題はないと考えたいところです。
ただ、お客様から選ばれる理由はマナーだけではありませんから、マナーがおろそかになっていてもすぐには影響として現れません。
そして、大半のお客様はサービス提供者のマナーが良くないと思ってもそれを指摘しては下さいません。黙って離れていくだけです。そうやって徐々に影響が顕現化して来ますが、そうなった時点で慌てても遅いのです。
サービス提供者側が自覚して、マナーの水準を維持・向上させる努力を不断に続けなければならないのです。
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