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2022年4月28日 (木)

中盤~終盤

(本日のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

第三段階です。
これは、一応危険の認識があるが、その捜索に消極的である当事者を説得する工程です。

一般的、抽象的な危険の内容については、第一段階で説明済みですので、ここでは実例を示すことが必要です。
例えば、同じような懸念事項があったため、結果的に事故(詐欺などの犯罪やトラブル、訴訟など)になった実例を、できるだけ具体的に説明します。もちろん弊社が直接関わって事故を防止した例が数多くありますので、その例を示すのが最も説得力があると思いますが、当該案件と類似の前例がない場合は弊社の取り扱い例以外のものでももちろん構いません。
とにかく、生々しく説得力のある例示、しかも出来るだけ近い過去の例を出すのが良いでしょう(他社の方には弊社ホームページの「実録不動産トラブル」が参考になるでしょう)。

もっとも、そもそも弊社が戦ってまで危険排除にこだわる(ときに「フクダリーガルは固い」と言われます)のは、実際にそういう危険な事例に遭遇したことが一再ならずあるからなのですが。

さて、それでもなかなか理解を示してくださらない当事者の方もいらっしゃいます。その場合はどうすれば良いでしょうか。

第四段階です。
説得する相手を変えます。
つまり上席の方に話をさせて頂くということです。場合によっては弊社側も上席の者から話をさせて頂く必要があります。めったにないことですが、私が引っ張り出されることもあります(直近では3、4年ほど前)。

要は一歩も引かないことです。

ただ、どうしても納得していただけない当事者(担当者または上席)から「司法書士を代える」と言われてしまう場合があります。

その場合はどうしようもないのでしょうか?

続く。

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