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2017年6月 9日 (金)

新しい取引基幹システムの下で私達が提供すべき情報とは

前回、 ブロックチェーンテクノロジーによって登記に代わる全く新しい取引基幹システムが登場した時に私達が出来る事の一つは、その新しいシステムに「参加」する事だと書いた。

だが私達の出来る事はそれだけではない。むしろそれ以外の事でこそ私達の真価が発揮できると言ってもよい。

もちろん(これも前回書いた事だが)私達が提供する「不動産の総合情報」の内容は、新しいシステムの登場によって変容(進化)せざるを得ない。
新しいシステムの下で私達が提供すべき情報は、不動産に関するものに限られない。一方で「総合」と呼ぶほど広範なものでもない。
そこで、それを「取引基幹情報」と呼ぶ事にした。
この「取引基幹情報の提供」においてこそ私達フクダリーガルの真価が発揮されるのである。

「取引基幹情報」とは具体的には次の様なものだ。

「取引」=不動産、企業、その他重要な財産の売買及びそれに準じる重要な取引/組織再編、企業再生、等々。

「基幹情報」=取引基幹システムそのもの及び取引をめぐる法的、物的な情報、助言、提案、問題解決、評価等

つづく

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