目指す事業の形・・提供する情報の変容(ブロックチェーン)
FLC&Sの目指す事業の形は「不動産に関する総合的な情報の提供」であるが、これには3つ付け加える必要があるという提案をした(完成度を高める、効率性を高める、業務の幅を広げる=BPO)。その事自体については社内ブレストでも大きな異論はなかった→1、2 、3 、4
しかし、これはあくまでも現在のシステム(登記制度)を前提としたものに過ぎない。
登記制度は取引の安全確保のために大変重要な役割を果たすものだが、国家による担保という極めて高コストな仕組みを必要としている。しかし技術の革新は目覚ましく、取引の安全を確保する方法も必ずしも国家(及び信頼できる第三者)による担保を必要としないローコストなしくみが提案され(ブロックチェーン)実用化されている(仮想通貨)。
通貨に限らず、また不動産に限らずあらゆる取引の安全を確保する方法が変わって行く時、私達の提供する「情報」も登記制度を前提としたものばかりではなく、新しい方法をも前提としたものでなければならない。
それが何かはまだ漠然としているが、少なくとも現在の登記制度を前提とした情報やサービス(登記手続代行及び登記制度だけでは賄えない部分についての安全確保)が必要なくなる事は間違いがない。
一つ考えられるのは、私達が登記に代わる取引基幹システムに何らかの形で「参加」するという事である。
つづく
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