「先生」禁止の意味
無灯火の自転車が大嫌いなヤキソバオヤジです(笑)
前回、「先生呼ばわり」をやめたことを書いた。
今回はその意味について。
一つは「距離感」である。
「縦」と「横」の。
「縦」の距離感とは、例えば経営者と従業員、上司と部下、先輩と後輩、年長者と若年者、等々上下関係のある者同士の間の距離感である。
もちろんこの場合の「敬称」は「先生」だけでなく、「社長」「部長」「課長」「先輩」等々全て同じである。
「横」の距離感とはまさしく対等な立場にあるはずの同業者同士、例えば弁護士同士、税理士同士がお互いを「先生」と呼ぶ場合である。教師もそうだ。
「先生」(「社長」「先輩」)呼ばわりを止める事で明らかに距離感が縮まり親近感が増す。
「横」には同業者だけでなく、異業の場合も当然含まれる。弁護士が司法書士を先生と呼んだりその逆だったり。
この場合には「縄張り意識」や「劣等感」も垣間見える。
これが二つ目、三つ目の意味である。この点はまた次回。
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コメント
はじめまして!
開業準備中の身で「3年で10倍の法則」をぼろぼろになるぐらい繰り返し読ませてもらっています。
毎回の一言にいつも共感してますが、その中でも私は自転車の無灯火が一番許せません!
投稿: 調査士の卵 | 2010年9月 2日 (木) 13時01分
調査士の卵さん、コメント有難うございます。
また「3年10倍の法則」をご愛読頂き感謝申し上げます。
なかなか更新できていませんが、気長にお待ち下さい。
ではまた。
※ ところで開業はどこでされる予定ですか?
投稿: ヤキソバオヤジ | 2010年9月 2日 (木) 17時48分
開業地は、なぜその選択肢?と言われますが、色々な事情があり、世田谷区か八王子市で検討中です。
更新を楽しみにしております。
投稿: 調査士の卵 | 2010年9月14日 (火) 11時00分