« 裁判員制度は何のため?ワタシでも出来るの? 「法的思考ができる奴が仕事のできる奴」 その31 | トップページ | 果報は寝て待て? »

2006年6月12日 (月)

所有者のいない土地を譲り受けたい 

今日はネタがなくなってしまったので、問題提起だけ。

住宅地の私道、所謂突っ込み道路なんですが、所有名義が開発をした不動産会社のままになっている。ところがその会社が今はない。つまり法人が解散し、清算も結了して50年近くたっている。

この土地の名義を住宅所有者のものに変えたい(所有権移転)のだが、何か方法はないか、というご相談が以前にありました。

さて、どうすれば良いでしょうか。 

⇒「法的思考シリーズ」の第1回目の、前回の記事

⇒「ライブドアシリーズ」の第1回目の、前回の記事

⇒「会社法よくある質問」シリーズの第1回目の記事、前回の記事

⇒「プチ信託登記入門」シリーズの第1回目の

⇒このブログのトッ

※会社法の事ならフクダリーガルウイキ支店

※ウチの事務所=フクダリーガルコントラクツ&サービシス

| |

« 裁判員制度は何のため?ワタシでも出来るの? 「法的思考ができる奴が仕事のできる奴」 その31 | トップページ | 果報は寝て待て? »

コメント

ああ 簡単
地裁に清算人選任してもらい、選任登記して移転するだけ。
なお、会社登記簿が捨てられていれば、選任登記を要しないで、決定正本を添付する。

いくらかで買う。
そのお金は、清算人の報酬の一部として消える。
後は、申立人の自腹。
税金の申告はまあしないよ。

投稿: | 2006年6月13日 (火) 16時48分

コメント有難うございます。
これはもともと売買が成立していたことが前提でしょうか。

投稿: ヤキソバオヤジ | 2006年6月16日 (金) 11時17分

ちがいます。
それなら、判決じゃ。

ということで、清算人と契約して買います。
そして、道路管理者などに自分で寄付します。

清算人に寄付してちょう。は難しい。
 まあ開発道路を寄付するという合意があれば、判決で可能。
 役場が受諾するを条件に寄付せよ。となる。

投稿: みうら | 2006年6月17日 (土) 16時31分

みうら様、コメント有難うございます
「開発道路を寄付するという合意」が当初からあったという前提なら、判決。ということですね。

投稿: ヤキソバオヤジ | 2006年6月19日 (月) 17時48分

はい。
大正初期に道路となり、昭和初期に東京市道として認定され、現在区道である。
所有会社は消息不明である。というのも。
震災滅失・戦災滅失の可能性も高い。

同一商号・同一本店・同一目的の会社が4社も
同様の個人商号が4つも
ありました。なんで。
2つは見過ごしだろうけど。

投稿: みうら | 2006年6月19日 (月) 18時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 所有者のいない土地を譲り受けたい :

« 裁判員制度は何のため?ワタシでも出来るの? 「法的思考ができる奴が仕事のできる奴」 その31 | トップページ | 果報は寝て待て? »