歩きスマホ 21
「意識して脳の他の部分を使う」などということは、普通はそう簡単にはできません。そこで逆に「ながら思考」を活用します。
つまり敢えて「ながら思考」を行うのです。食事を味わいながら、歯を真剣に磨きながら、一生懸命化粧をしながら、風呂で身体を隅々まで洗いながら、問題となっている事柄について考えてみるのです。
そうすると否応なく脳の他の部分を使って問題を考えなければならない。それで問題の違う側面を見ることができ、バイアスから解放されます。
つまり発想の行き詰まりの原因の一つは認知バイアスにあるということです。問題の答えが見つからない、さらには問題点がどこにあるかすらわからないという時は認知バイアスにとらわれている可能性があり、この方法でバイアスから解放され問題の糸口や解決のヒントが得られるかも知れないのです。
例えばよくありがちな、「仕事が同じことの繰り返しでつまらない」という悩み(?)も、このやり方で答えを見つけられるかも知れません。「ながら思考」で、それまで気づかなかったその仕事の側面に気づき、つまらないのはその仕事ではなく自分自身の仕事への向き合い方だったんだということに気づくとか。




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