私達の仕事に創造性は必要なのか その5
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
AIが能動的思考を論理的思考や分析的思考と同義として扱っていますが、これは筋違いです。論理的思考も分析的思考も「能動/受動」という概念を含みません。
これらは対象が選択されていることを前提とした、思考方法の問題です。それに対して能動的思考は、対象を選択する以前にそもそもどのようなマインドセットで対象を選択すべきかという点に重きを置いた概念です。
ところでAIは「論理的思考や分析的思考はむしろ“創造性”の対極」だと言っています。この主張には多少違和感がありましたので、AIに出典を尋ねてみましたところ、いくつかのサイトがこんなコメント付きで紹介されました。
〈以上の文献から、論理的思考や分析的思考と創造性は、対極にあるとされることもありますが、多くの場合、互いに補完し合う関係にあると考えられています。 したがって、「論理的思考や分析的思考は創造性の対極とされることもある」という表現は、文脈によっては適切ですが、一般的には両者は相互に補完し合う関係にあると理解するのが妥当です〉
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