2006年4月27日 (木)

物納制度大改正・会社法も大改正

060426_009_2 先日、上級相続アドバイザー資格講座についての記事で、物納制度の改正に触れましたが、今日はそこにスポットを当てたセミナに出席させて頂きました。

主催は株式会社国土工営。しかも講師はあの右山昌一郎先生。同社編著、右山先生の監修になる、「物納制度大改正・その実務と対応」(大蔵財務協会)をテキストに、さらに官報で政令・省令の条文も検索し、大変わかりやすい講義をして頂きました。

今までの「とりあえず物納申請してあとの手続き(境界確定・権利調整等)はゆっくりと」と言うことが出来なくなったという事で、早めに測量や境界確定の準備をしておく必要性が高まったということなのです。

060426_003 これまでも開発山内先生の様に相続対策としての測量という事を訴えてきた方はいらっしゃいましたが、ますますその必要性が高まってきたという事になります。山内先生、今後ますます忙しくなりますね。

もっとも、今日右山先生の言葉の中で印象に残ったのは、相続や物納じゃなくたって土地を処分しようとしたら、境界確定や測量は必要なんだから、資産家地主は早めに準備しておく必要がある、という事でした。

そういえば明日は明日でまた物納のプロ、ナレッジバンク伊藤社長とお会いします(ある地主さんの登記の仕事を頂いてます)。これは偶然ですが、最近は物納や遺言・遺産分割・意思能力の問題(認知証=痴呆・アルツハイマー)後見、等々、高齢化社会の到来を象徴するような仕事が急増しています(会社法の関連業務だけでなく)。昨日、朝日信託皆見社長のお話を伺ったのもあながち偶然ではないのかもしれません。

早速朝日信託様を連休の谷間にお尋ねして、皆見社長様と、私共との連携の可能性についてお話をさせて頂く予定になっております。何か私たちの仕事になる事があるような気がします。

先ほど少し会社法に触れましたが、施行が目の前(5月1日)に迫ってきておりまして、ウチ事務所会社法部隊も忙しさのピークを迎えております。

060426_006 今日もウチのクライアントの某電鉄系事業会社(一部上場)へ改正と登記の対応方法についてレクチャーにお伺いし、大変喜ばれたとの由(この時間もまだ仕事をしているようですが-ワタシは一足先に失礼して自宅でこれを書いています)。

そして明日はワタシと朝一から、連休明けに予定しております、税理士会計士の先生方向けのセミナーの打合せ、その後午後からはおなじくクライアントの大手損害保険会社にレクチャーに行く予定です。

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2006年4月26日 (水)

唯一の個人信託会社

060426_005 ワタシばかり毎日毎日素晴らしい出会いを体験させて頂きましてほんっとうに申し訳ございません。

今日は(なぜか昨日の日立キャピタル信託高井部長様に続きまして)日本で3番目の(そして唯一個人信託を目的とする運用型信託会社)株式会社朝日信託皆見一夫社長様。

相続アドバイザ協議会の特別研修講座「オーダーメイド相続、個人信託の活用」、大変興味深く拝聴いたしました。

新井先生、申し訳ございません、劣等生の分際で皆見先生となぜか親しくお話をさせて頂きました。

060426_008 皆見先生、酒の席とはいえ偉そうな事を申し上げまして本当に失礼申し上げました。

ただ、ワタシも先生同様、ウソ偽りを申し上げるような人間ではございません。

先生の熱き志に感銘を受けたからこそ、もっともっとよく伝わる方法があるのではないかとおもって申し上げたことですが、先生には謙虚に受け止めて頂きまして、本当に有難うございました。

資産を保全し、適切な財産承継を守っていくことを出来るのは(後見と組み合わせた)個人信託しかないという、先生の信念には心動かされました。

060426_009_1 先生に「商才」があるかどうかなど、非才の私は申し上げるべくもございませんが、先生のお人柄には誰しも惹かれ、その志の高さに感銘を受けるものと思います。

明日まで覚えていて頂けるかどうかわかりませんが、明日またお電話させて頂ければ有難く存じます。

ぜひFを御紹介させて頂きたいと思いますので・・・。

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2006年4月23日 (日)

上級相続アドバイザー講座に引き寄せられた!?

連日素晴らしい方達との出会いが続きます。昨日は相続アドバイザー協議会の「上級アドバイザー資格講座」。日頃の勉強不足を補うつもりで参加したのですが(日程の都合で上級アドバイザー資格試験は受けられないので)、060422_008 10時から5時まで、法律編・税金編の二講座、大変密度の高い講義をして頂きました。

法律編の野口賢次先生(協議会副理事長、アルファ野口代表取締役)、税金編の佐藤治夫先生(同監事、佐藤治夫税理士事務所所長)、お二人ともヤキソバオヤジは同協議会でお世話になっており、仕事上のお付き合いもさせて頂いているのですが、昨日の講義はその完成度の高さにおいて他の同種講座に比較しても群を抜いたものだと思います。

060422_002 実務上不可欠な知識を(通常の教科書には載っていない)短時間にメリハリをつけて教えるという、本当に素晴らしい講義でした。レジュメも過不足無く大変よくまとまったもので(例題も充実)、これを使って是非事務所の研修を行いたい(基本レベルから上級レベルまで)と思いました。

そしてもう一つ。

前回の記事で、「ヒーラー」の集いに参加したお話をしましたが、ある方からなぜそこへ行ったのかという質問を受け、誘われたからと答えると、それはアナタが引き寄せられたのではないですか、と言われました。

そういう考え方からすると、野口先生、佐藤先生の感動的な講義、ひいては相続アドバイザー協議会に参加できたのも、何かが引き寄せてくれたのかも知れません。そういえば、同協議会の理事長の芳賀則人先生(不動産鑑定士、東京アプレイザル代表取締役)を御紹介していただいたのはヒーラーの集いに誘ってくださったK先生でした。

本日の写真は前回に続き「標識・看板シリーズ」。看板を掲げている店の内容とは全く関係なく、面白いと思った看板を勝手に掲載させて頂きます。今回は東京都新宿区高田馬場~西早稲田。

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物納制度の変更などの最新情報も網羅。これに関しては理事の斎藤紀明先生(株式会社国土工営)に「補講」して頂きました。ワタシも同社やナレッジバンクの伊藤英昭社長(物納.ット)との仕事上のお付き合いもさせて頂いておりまして、物納の勉強は不可欠です。

せっかくですので、このブログ上でもいずれ「復習」をしたいと思います。

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