昨日の「出会い」の記事に肝心な方を忘れていました。
元衆院議員の東力(ひがしちから)先生。今日は先生のお話にヒントを得た話題です。
東先生、火曜日の「あすか倶楽部」で、安倍政権になって経済はどうなりますかという質問に対して「変わりません、むしろ日本を囲む世界の経済情勢は大変良くなっている」というお答えをされたのですが、それに対してある方(某大学の教授)が、「新聞記者達は、安倍首相の組閣について自分よりも下の人達ばかりだから危ういと言っている」と(なぜか自分の意見としてでなく)批判しました。
これに対して東先生、
日本人は何でも悲観的に考えすぎる。悲観的に言えばなんでもそれなりに説明できる。
とおっしゃいました。
歴代の首相は内閣に自分よりも「上」の人(首相に物の言える人)を入れて成功してきたが、安倍政権には首相より「上」の人がいない、だからうまくいかない、というのは確かに論理的ではあります。
こういった論理的な説明は一見説得力があります。
しかし、一面的な見方に過ぎない事も明らかです。
悲観的な考え方の多くはこうした論理的な思考(左脳思考)から出てきます。
どんな物事も悲観的、否定的な側面を見つけ出す事は必ず出来ます。
そしてそこだけを強調すれば一見説得力のある「悲観論」が出来上がります。
こういった思考は、「日本人的」かどうかはともかく、ありがちなものです。
なにか物事を成し遂げようとするとき、否定的な側面だけを見て行動を控える事は楽な事ですし、一見論理的な論拠で人を批判するのも容易です。しかしそこからはなにものも生み出す事は出来ません。
ヤキソバオヤジ、楽観主義的なオヤジにみえるようですが、実は(事務所経営その他に関して)こういった否定的な考え方にさいなまれることは良くあります。
特に朝の起きがけが多いですね。どうも朝にこういう思考が働きやすいらしい。うつ病の症状は朝が一番重いというのもこれと関係あるのでしょうか?。
こういうときは一歩ひいて、少し離れた所から物事を眺めるような感覚で、全体を見るようにします。
そうすると不思議と楽観的な考え方(というかイメージ、感情)が出てきます。
これは右脳(イメージ脳)の働きです。
「全体を眺める」という事が難しい時は、もっと簡単な方法があります。
笑ってみるのです。
とにかく口の端を引き上げて笑顔を作ってみるのです。
すると楽観的な明るい気持ちになってくるから不思議です。
皆さんも試してみてください。
東先生、明るい気持ちになれるお話を有り難うございました!!
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