2006年10月28日 (土)

スペシャリストか経営者か

んー残念。3日連続完徹ならず!

星野合同事務所31周年の後は、司法書士兼土地家屋調査士のW君(ヤキソバオヤジが昔サラリーマン司法書士をしていた市谷のK総合事務所の同僚)が独立するというのでそのお祝い。

神楽坂(軽子坂)「ちょうちん」→神楽坂「はこいり」。

ちょうちんは久しぶりに毛蟹が(上海蟹はうりきれ)。

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もうすぐ20位台です!

毛蟹はヤキソバオヤジが初めて行って驚愕させられたメニュー。なんと一杯1200円!味はもちろん抜群です。

刺身や秋野菜を含めWくんも「おいしいおいしい」と大喜びしてくれました。

そして「はこいり」。

ここも当然W君大いに気に入ってくれた模様で、また使わせて頂きますと言ってました。

神楽坂には少ないタイプの店ですから。

しかし昨日は残念ながら2時前にあえなくダウン。「とら」(不動産起業塾の若手で、最近J社のHさんとともに「あかんたれブラザース」を結成-と言っても私が勝手に結成させたんですが)と同じ(明け方近くなると舟を漕ぎ出す)。

それでも頑張って「歌いに行こう」といってみましたがW君に「いや帰りましょう」と軽く振られてしまったので仕方なく帰宅。

ところでW君、資格は二つ持っているし、大変優秀(今の事務所では権利登記、表示登記、商業登記を一手に引き受けています。一人でこれだけオールマイティにやっているのはおそらく大変珍しい)。人柄も良く、人間関係も全く問題ありません。何より20年近く前から良く知ってますし、8年間一緒に仕事をして来ました。

年はちょうど一回り下。

今回の独立の件も真っ先にワタシに連絡をしてくれました。

今の私の表示登記の知識は彼に負うところが大きいのです(今事務所で使っている表示登記のマニュアルは、K総合事務所時代に私が作り、彼にレビューしてもらったものなんですよFLC&Sメンバー諸君)。

というわけで当然「うちに来いよ」と誘ったんですが、あっさりと「いや独立します」とこれまた軽くいなされてしまいました。

残念。

でも色々とアライアンスを組むことは出来ると思いますし、出来る限りの協力はしていきたいと思っています。

昨日もワタシの経験を踏まえて多少なりともアドバイスをさせて頂きました。

まず大きな方針を決めること。

「スペシャリスト」を目指すのか、「経営者」を目指すのか。

どちらを目指すのかの違いによって独立当初の戦略もかなり違ってきます。

Photo_3しつこいようですが、
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前者であれば自己の専門能力・スキルを高めることが最優先課題になりますが、後者であれば、「サービス業」としての成功要件をいかに充足していくかが重要になります(船井総研流に言えば、「規模・立地・ブランド」がもっとも重要)。

そして後者では「投資」という観念を身に着けることが必要になります(コスト感覚以上に)。

要するに目の前の収益・損得だけを考えていたのでは企業を発展させることはできないということです。現在の投資によって将来どのような花を開かせることができるのかという発想が出来なければならない。

等々・・・・。

そうそう今度(11月28日)マダムKのプロデュースで、「3年10倍」セミナーをやるので(もし拡大志向があるなら)是非聞きに来て下さいW君。

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2006年10月20日 (金)

始業時間繰上げはESに反するか。

うちの事務所(FLC&S)では現在始業時間が2つのグループに分かれています。

9:00のグループとと9:30(ちょっと前までは10:00)のグループ。

もともとは9:00一本だったのですが、一時期あまりにも深夜残業が多かったため、せめて朝はと思って10:00に変更しました。

しかし、一部のスタッフ(「シニアスタッフ」。主に登記案件の窓口・段取り・準備を担当)は自主的に9:00出社を継続しました。お客様は9:00始業が一般的ですので、当然9時前後から電話が入ります。それに対応が必要だからです。

そのため、それ以外の10:00出社のスタッフ(主にスーパーバイザー以上)と始業時間が二本立てになってしまいました。

そして今回、ある事がきっかけで始業時間を一本化することにしました。

これに関しては従業員から批判の声が上がりました。

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・今だってかなり夜遅くまで仕事しているのに、なぜ今? 

・始業時間を繰り上げるのなら、その対案として残業時間を減らす方策を示すべきだ。例えば7時以降の電話は受けないようにするとか。

・自分は夜遅くまで仕事をするよりも朝早く仕事をして早く帰るほうが好きだが、早く来ても早く帰れないのでは辛い。

・簡単に物事を決めたり止めたりしないで欲しい。とりあえず始めるとかやっぱりやーめたということをくりかえされると困惑するし、疲れる。

・従業員にとっての「甘い」ものを取り上げるのは反発を招く。

・・・・等々

・・・・

・・・・

ウチの「ES」(従業員満足)重視は、私の「自分がサラリーマンだった時に嫌だったことはしない」という考え方から始まっています。

給与も社会保険も休暇もそれに基づいてのものです。

始業時間を繰り下げたのも基本的にはこの考え方から来ています。

しかしこれはあまりにも短絡的で、長期的な視点を欠いた誤った判断でした。長期的に考えてこれは対クライアント対応としては極めてまずいものです。

10時前にご連絡を頂いたお客様に対しては、「10時出社である」(他のものでわかることであれば対応する、携帯に連絡を入れて、または戻ってから折り返す)という対応がされていました。

これはお客様にかなりのストレスを与えるものであり、決して顧客満足の観点から誉められたものではありません(今回の措置に批判的な従業員もこの点は十分理解しているということでした)。

すなわち、始業時間を「元に戻す」だけであり、過ちを正すということです。

「とりあえず始めよう」「やっぱり止めた」という安易な考えではもちろんありません。

残業が多い、早く帰れないというのは業務量の問題ですが、業務量が多い事と始業時間を何時にするかということとはまったく別の問題であり、始業時間繰上げの対案として考えるべき性質のものではありません。

これに関しては、今かなり時間を取られているミーティングや各種研修、プロジェクトチームのやり方を見直すなど、様々な面で対処を始めていますし、一部プロジェクトではチームメンバーが主体的に問題提起し・改善案を提案し・実行を始めています(もっとも書籍の共同執筆などの一時的な要素もかなり影響はしていると思いますが)。

また、始業時間を遅くすることが「甘い」、おいしい事だということですが、これも少々疑問です。

始業時間が遅ければ「楽」であることは間違いありませんが、楽なことが本人にとって良いこととは必ずしもいえないのではないでしょうか。

おっと時間切れです・・・・。

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2006年10月19日 (木)

もうハゲタカとは呼ばせない。

今朝は昨日の三水会でnanshoさんから頂いた話題を。

日経夕刊に旧リップルウッド・ホールディングスのCEO(創業者)ティモシー・コリンズ氏のインタビュー記事が掲載されました。

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その中で、氏は「従業員が最大の資産」ということをおっしゃっています。

UAW(全米自動車労組)の出身という異色の経歴にその理由があるのかもしれませんが、先日記事にした某ファンドと全く同じで、もう「意外」とは言えませんね。

ちなみに記事の題名は「もうハゲタカとは呼ばせない」

詳しくは日本経済新聞10月16日、17日付夕刊をご覧ください。

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2006年10月17日 (火)

意外な話

先日ある米国投資ファンドの方が事務所に遊びに来て下さった時に伺った話。

ここは誰でも知っているあの会社この会社沢山買っているところです。

所謂ハゲタカファンド。利益のためには血も涙もないというイメージがあります。

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ところがです。この会社(ファンドはパートナーシップ)首を切らないんだそうです。

投資した会社の役員・従業員だけでなく、自社の従業員も解雇したりしない。

どういうポリシーがあるのかは聞けませんでしたが。

ハゲタカどころか所謂「外資」のイメージを大きく覆す話でした。

そういえば昔この会社に誘われたことがあったっけ。

行っていれば今頃は・・・・。

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2006年10月10日 (火)

ザ・リッツ・カールトン その黄金律

「出会い」、次は「ザ・リッツ・カールトン」。

副社長(リーダーシップセンター統括責任者)のダイアナ・オレック氏のアジア初のセミナーに行って来ました(汐留塾)。

名づけて「Legendary Service~伝説と感動を生み出すサービス」。

およそ4時間に渡って非常に密度の濃いセミナーが繰り広げられました。

パワーポイントを用いて、様々な図解とデータに基づく、大変情報量の多いセミナーで様々な「仕組み」をはじめ、勉強になる事ばかりでした。

しかし、今回の最大の収穫は、いかに各従業員が当事者意識を持って主体的に仕事に取り組めるようになるのかという事についての解決の糸口が見えた事です。

ウチの事務所でもCSをテーマとしたコーチング研修も開始しましたし、リッツ・カールトンのCSの秘密については船井総研コンサルティングファームのセミナー等で聞く機会は何度かありました。

しかし、一番の疑問は、各従業員それぞれが当事者意識を持って主体的にCSの実現に取り組むにはどうすれば良いのかという事でした。

いくらアタマで分ってはいても、こころから望まなければ、真のCSは成立しないであろうと思うからです。

それが、今回のダイアナ・オレック氏の講演では、その点についてのヒントが掴めたような気がします。

それは、前向きな姿勢というのは企業文化であり企業体質であるという事です(コーチング研修をして頂いている非常勤顧問のM先生のいつも仰っている「フクダリーガルのDNAにする」というのも全く同じことだと思います)。

それを育てるための方法は色々あります(リッツ・カールトンでは有名な「クレド」や「サービスの3ステップ」「サービス・バリューズ」「従業員への約束」などの「ゴールドスタンダード」に代表されます)。

これについてオレック氏は「笑顔の裏にはプロセスがある」という言い方をしていました。

そして最も重要な事は企業の目指すものは何かという事を明確にするという事なのです。

それが明確でなければそもそもそれに向かって前向きな姿勢を持つという事は不可能であり、それを企業文化、企業体質、DNAとすることはできないわけです。

これに関してウチの事務所では「NO1」という事を一つのテーマとして提示して来ました。このブログでも取り上げましたし、コーチングセミナーでもこれが最大のテーマでした(5月20日21日の記事をご参照下さい)。

さらに最近の事業展望として、最終的には教育事業に参画し、日本を良くして行くという遠大な目標も掲げるに至りました。

しかし、ここからが今回の最大の気付き(だと思うの)ですが、現在のウチの事務所で欠けている事は、将来的な夢・目標と、現在の自分の仕事が具体的にどの様に結びつくのかを明確にする事だと思います。

これを行うのはワタシの仕事であり義務です(M先生気付きが遅くて申し訳ございません)。

そしてそれが出来れば、司法書士という独立志向の強い人達が同じ方向を向いて、一つの企業と言うものを形作っていくという事もあきらめる必要はないのではないかと思えるようになって来ました(実は最近色々あって諦めかけていたのですが)。

そのためには遠大な目標だけでなく、明確な目標、それも数字を伴った具体的な目標を設定する必要があります。

これに関しては公認会計士のK先生、船井総研のコンサルタントの真貝先生のご助言の下、現在鋭意作成中であります。

これの完成により、よりフクダリーガルの進むべき方向性は明確になり、現在再構築中のWebサイトや事務所案内の内容も確定できる事になります。

もう少しお待ち下さい(1週間程度)。

但しこれに関しては少し相談に乗ってもらう事になると思うのでその時はよろしくお願いしますよ、スタッフ諸兄姉。

それともう一つ。

さすがのリッツ・カールトンでも、100%の従業員がこの姿勢を身に付けるわけではなく、極めて低いパーセンテージではありますが、去っていく者も当然いるという事です。

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2006年10月 9日 (月)

創造する不動産鑑定士

先週の「出会い」、次は不動産鑑定士の芳賀先生コンサルティングファームの山口社長。

お二人ともヤキソバオヤジは前々から存じ上げておりまして、また、大変お世話になっているのですが、意外にもお二人は初対面。

そこで私がお二人をお引き合わせする事に。

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芳賀先生は税理士先生方数百人をネットしていますし、山口さんも数百人の専門化が企業等をサポートするネットワーク(「メンターネットワーク」)の運営者です。

当然お二人の考え方は合致し、何でもっと早くお会いしていなかったか、と残念がっていらっしゃいましたが、これからアライアンスが始まっていく事でしょう。

そういえば芳賀先生、船井総研の不動産鑑定士向けセミナーでも講演をされています。

定員オーバーの大盛況だそうで、これも鑑定士さん達の危機感の現れ?

先日の面談での芳賀先生の言葉の中で印象的だったのは、「不動産鑑定士も仕事を創造して行かなければならない」というものでした。

鑑定士がなすべき仕事、出来る仕事というものは今当人たち、そして消費者が考えているよりも、もっともっと幅広いものであるという事だと思います。

これは司法書士も全く同じだと思いますが。

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ヤキソバアニキ

先週の「出会い」の一つとして御紹介した、同業者(司法書士ですよ)の「ヤキソバアニキ」先生。

名前は似ているが実体はどうか。

体はアニキのほうがオヤジより一回り大きい(昔は細かったよね確か)。

中身は。

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考え方は似ているところもあるし違うところもある。あたりまえですね。

似ているのは、新しい仕事を積極的に手がけて行こうとしている(やった事のない仕事でも「ある」と言う)。

危機感が強い。

激しく酒を飲む。

人見知り。

・・・・・・・

違うのは、勉強家なところ。

アニキは大変な勉強家。会社法の第一人者。今度大学でも教鞭をとるそうです。

オヤジは昔から勉強嫌い。今は幸い極めて優秀なスタッフに囲まれているのでなおさら勉強しなくなってる。

もう一つの違いは「営業」スタイル(「営業」の意味については前に書きました)。

アニキの「営業は」一生懸命良い仕事(サービス、ソリューション)を提供する事だそうです。

オヤジの場合、よい仕事を提供する(但し私よりも優秀なスタッフ達が)のはもちろんですが「プッシュ型」も重視(というか好きなのかも)。

どんどん知らない人の所に会いに行きます(ホントは引っ込み思案で人見知りなんですよ)。

・・・・・・

という事で神楽坂の夜はアツく盛り上がり、今後も人事交流を初め、アライアンスを組んだりネットワークを作って行きましょうということで、アニキとオヤジは意気投合したのでした。

司法書士も(ビジネス会計人クラブに負けず)同業者同士の交流や協同をもっともっと積極的に展開することによって大変なシナジー効果が発揮できると思います。

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2006年10月 7日 (土)

「残る」、出会い。

この週末も濃ーい出会いを沢山頂きました。

今日は第二回インターネットビジネス勉強会(IBSS)。

昨日はザ・リッツ・カールトンのダイアナ・オレック氏のセミナー

昨日はもう一人、「月間日本」の南丘主幹にお会いしました。

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詳しくは追って記事にしていきたいと思いますが、いずれもヤキソバオヤジに大きなインパクトを与えて頂き(オヤジ感化され易い?)これからも継続して学び続けていきたいと思わずにいられない(いわゆる「残る」)「出会い」でした。

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2006年10月 2日 (月)

マザーテレサの教えと、反省するヤキソバオヤジ

061001_002 ディープインパクト。残念でした。

凱旋門賞。買ったのは地元フランスの馬でした。ディープと並んで世界のトップ3だった他の2頭も惨敗。

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色々と原因は取りざたされるでしょうが(現にテレビは「負担重量のジンクス」=凱旋門賞は軽い3歳馬が勝つというような事を言っていました)、やはり「アウェイ」のハンディキャップはかなり厳しいという事なのではないでしょうか。

さて、最近のヤキソバオヤジ、家には寝に帰るようなもので、起きていてもパソコンに向かってごちゃごちゃなんかやっている。

会話もない。

こんな事を続けていてついに妻の怒り爆発、とまでは行きませんが少々オカンムリ。

素直なヤキソバオヤジはすぐに反省(とはいっても学習能力がないのか、同じ事を繰り返す事になるのですが)。

・・・・・マザーテレサの言葉にこういうものがあります。

日本からマザーテレサの下にマザーの仕事を手伝わせて欲しいと出かけて行った日本人女性に対して。

「遠くの国の不幸な人達を助けようと考えるのはすばらしい事です。しかし、それよりもまず自分の国に帰って貴方の最も身近な人を助けてあげてください。」

自分の身近な人が不幸なのを放っておいて、遠くはなれた国の人達を助けようとするのは確かに何か「違うんじゃないか」という気がします。

わが身に置き換えれば、家族・家庭を大事にしなければ、よい仕事も出来ないということですかね。

逆に言えば、家庭を大事にしているかどうかでその人の(仕事も含めた)値打ちが決まってくるということになるのではないでしょうか。

そういえば先日、ある不動産会社の重役の方(女性)が、マザーテレサに関してこんな話をしてくださいました。

彼女がまだ20代だった頃、とてもつらい毎日を過ごしていたそうです(詳しくは語られませんでしたが、結婚生活の問題の様に感じられました)。

そんなある冬の夕方、暗がりの中でテレビの中に浮き上がったマザーテレサの姿を見ていて、話の内容は分りませんでしたがなぜか涙があふれ出て来て止まらなかったそうです。

そして次の日から元気を回復していく事が出来たそうです。それ以来マザーテレサの信奉者になったとか(お話されながら目が潤んでいらっしゃいました)。

・・・マザーテレサは別のところでこんな事もおっしゃっています。

「人が不幸になる原因は、貧困でも病気でもない。自分が誰からも愛されていないと感じる事である。」

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2006年10月 1日 (日)

司法書士経営研究会と司法書士課OB会そして神楽坂

昨日は船井総研の「司法書士経営研究会」でした。

これは全国の司法書士が定期的に丸ノ内の船井総研本社に集まり、経営課題や対策についての情報交換・議論を行うと供に、毎回一定のテーマに従ったゲスト講師の講演、船井総研コンサルタントのセミナーを行うというものです。

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昨日も意識の高い司法書士(某地方最大の事務所から開業したての新人まで)が一同に集い、アツい議論を戦わせました。

昨日の主要テーマは「採用」。

募集・面接・教育に関して数名ずつのグループに分かれてグループディスカッション。

ヤキソバオヤジのグループは募集に関して現状・課題・解決策を話し合いました。

課題としては、現在募集に関して特別困っていることはないが、強いて上げるなら経験ある資格者の公募が難しい事(主に紹介に頼っている)、資格者の定着をどうするか(資格者は独立を目指すのが基本)の二点が上げられました。

これに対する対策としては、経験者を中途採用する事よりも、育てる事を考えるべきである。これによって事務所の理念に対する理解も深まり、定着率も高まっていくであろうと言うものでした。

さらに言うなら、資格者も二種類に分けられるのではないか。事務所の理念に共鳴し、供に事務所を発展させて行こうという、事務所の基幹になる者と、それ以外の者。

オヤジとしてはその様な分化は避けたいのですが、これは現実的には致し方ない所なのか?

この議論の中で印象的だったのは、某地方最大事務所のトップであるK先生が、「私は採用を営業活動よりも重視しています。むしろ営業活動よりも」という言葉でした。

後の船井総研のコンサルタント真貝さんのセッションでも「採用は人任せにしてはだめ。営業活動よりも重要と考えるべき」というサジェスチョンがありました。

そして夜はLEC司法書士課のOB会。

資格試験受験予備校LEC(東京リーガルマインド)の司法書士部門で、講師や試験問題・テキストの執筆をしていたスタッフや社員だった方達が旧交を温める場。

こちらも司法書士会役員や全国有数の事務所のトップ、士業・企業のマッチングネットワーク代表などの大物や、新進気鋭の司法書士、弁護士から金融機関をはじめとする一般企業勤務の方まで多士済々で、LEC司法書士課が多くの人材を輩出して来た事を再認識させられました。

ヤキソバオヤジも大昔LECに勤めていたことがあります。これがなければ司法書士になる事もなかったでしょう。特に当時の講師の先生方には大変お世話になりました。大恩人です。今はコンサルティング会社の社長になっているM先生、司法書士のH先生、弁護士のK先生。足を向けてはねられません。因みに「合格ゾーン」という問題集の名前はワタシが付けました。

会は二次会に移り、更に三次会は二手に分かれました。

ワタシは、来週から海外へ赴任するI君(某メガ系リース会社勤務)に日本の夜を満喫してもらおうと、行政書士のMさんと供に神楽坂へ。

昨夜は「はこいり」(毘沙門天向い)。不動産起業塾OB(但し「悪い子チーム」、オヤジは良い子チーム・・?)ごひいきの店。

この店、連れて行く人は皆気に入ってくれます。女性が沢山いる店で神楽坂らしい雰囲気を持っているのですがなかなか神楽坂にはないタイプ(そういえば大久保通り沿い細木和子事務所並びに新店開くとのこと)。

I君もすっかり気に入ってくれたようでした。とても楽しい時間を過ごさせて頂き感謝です、Y様。でもちょっと出費だったね昨日は(SさんYさん中野ばっかり行ってないでとの伝言ですM様より)。

閉店までいて解散。あー寝不足。

今日も仕事です。相続登記の打合せ。家を建て直すのですが、20年土地の相続登記をしておらず、その間二次相続が起こっていたり、遺産分割の代価を相続人の配偶者が自分の土地売却代金で支払ったりと、すこし複雑なのでそのご説明に行ってまいります。

最後に、懐かしい人達との再会と、また新しい出会いの場を与えて頂いたOB会幹事のNさん(LECのライバルI社勤務)とHさん(弁護士)に心から感謝。

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