2015年9月11日 (金)

素晴らしきグループとグループリーダー

今日は弊事務所(フクダリーガルコントラクツ&サービシス司法書士法人)を構成するグループとグループリーダーの話を。

弊事務所は10月1日で総勢23名(うち司法書士12名)になる。グループは4つ。コンサルティング第1グループ、第2グループ、第3グループと、アドミニストレーショングループだ。それぞれのグループにグループリーダーがいる。

コンサルティンググループは各6、7人で構成され、それぞれ売上目標をもっておりグループリーダーがチームを引っ張って競い合いながら目標を達成していく。

7月の「全国の司法書士法人の集い」で司法書士法人の組織運営についてのパネルディスカッションが行われ、私もパネラーを務めさせて頂いたのだが、その際にこのパネルディスカッションのコーディネーターを務められた(弊法人の顧問でもある)(株)コンサルティングファームの山口毅社長がウチのグループとリーダーについて次の様に仰って下さった。

「私は、福田さんの事務所のコンサルティングをさせていただく中で、賞与や昇給のときにリーダーが部下を評価する考課表をみせていただく機会があります。評価のコメントを見ると、チームリーダーが各メンバーについてよく理解して、よく指導しているなと感じます。併せて感じるのはリーダーのメンバーへの思いです。リーダーとしてはチームメンバーの賞与を上げてもらいたいわけですが、リーダーが「(チームの)この人を評価してください」と訴えている文言を見ていると、ほんとうに一体感があるなという感じがします。」

私はそういったリーダーの有り様を特別な事とは思っていなかったのだが、外の方からこう言って頂いたことで改めてウチのリーダーたち、そして彼らが大事にしているグループメンバーたちの素晴らしさを再認識させられたのである。

グループとリーダーに関してはこんなエピソードもある。

滅多にない事だがあるグループで業務上ちょっとしたミス(だが重要顧客を失うかも知れないというミス)が発生した事があった。そのグループのリーダーは私に対して繰り言は一切言わず、全て自分の責任としてリカバリーに動き、見事リカバリーして事なきを得た(その時担当者は安堵のあまり思わず涙をこぼしたらしい)。

実は当のリーダーはその何日間かは食べ物ものどを通らなかったそうだ(グループメンバーも同じ思いだったはずだ)。

私も大変心配し、最悪のケースも覚悟したのだが、そのリカバリーの過程を目の当たりにして、そのリーダーのリカバリーにかける執念と粘りに大いに感銘を受けた。
そして他のグループリーダー達も彼と同様のリーダーシップと責任感を持った者達であり、同様な状況になれば同じ行動をとると確信できる。

またもし万が一リカバリーに失敗し重要顧客を失ったとしても(それは大打撃ではあるが)、今のメンバー達であれば力を合わせてその難局を乗り切り新しい顧客を獲得していけるという事も容易に想像できたのである。

私はなんと(外にも中にも)人に恵まれている事だろう。ただ天に感謝するのみである。

※全国司法書士法人の集いの山口氏の基調講演とパネルディスカッション(他に司法書士法人ファミリアの金子代表が参加)の模様の詳細は月刊登記情報に近日掲載される予定である。

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