実体に踏み込むおせっかい
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
実は仮装であって実体がないが、一見してそうとはわからない取引について登記を依頼された時、それにどう対処するかは、悩みを抱えているけれど明るく振る舞っている友人に対してどう声をかけるか悩む状況と似ています。
これは、一つには取引当事者/友人の客観的な状況によりますし、もう一つは当人の仕事観/人生観によります。
客観的な状況とは、一見して怪しい/心配だと思えるような外観を呈しているのか、ということであり、当人の仕事観/人生観とは、義務がないことには関わらないのか、義務はなくても自分が必要と思えば関わろうとするのか、ということです。
これは、これまで何度かここでも触れ、価値研修でもお伝えしてきた「能動的思考」というマインドセットを、どう使うかという問題だとも言えます。
つまり、このマインドセットは、仕事の場面だけでなく、私的なコミュニケーションでも同様に効果を発揮するものだと言えるのではないかと思います。
私は、義務はなくても関わっていく、いわば「おせっかい」も時には悪くないと思っています。
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