型があるからはめたくなる
(今朝のFLC&S社内ブログ「ニュース共有」より)
自分の鋳型(理想の人材像)に人を当てはめ、はまらない人材を切り捨てることはやってはならないことですが、自分なりの型を持っている方には(切り捨てないまでも)型にはめようとするのはありがちなことでもあります。
私自身、日頃力説していることが結局これと同じことなのではないかと悩むことはしばしばあります。
例えば私は「能動的思考」というマインドセットを大変重要なものだと考えており、FLC&Sのメンバーには是非これを身につけて欲しいと願っています。
しかし、誰もがすぐにこれを身に付けることができる訳ではありません。それ自体は致し方ないことです。長い間培われて来た思考習慣を変えるのは簡単なことではありませんから。
しかし自分の型(価値観)に酔ってそんな当たり前のことに気づけなくなると、鋳型はめが起こります。
これも認知バイアスの一種と考えると、それに気づくところから始めなければなりません。
人には向き不向き、得手不得手があり全ての人を同じ型に当てはめるのは不可能だという当たり前のことに気づくことです。
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