ネガティブな世界で重要なこと
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
どうやら私の「ネガティブ」という言葉の使い方が、一般とは違っていたようです。消極的という意味の他に「不合理」という意味なのですが、両者を混同して使っていました。
ある行動が前向き(ポジティブ)か後ろ向き(ネガティブ)かとか、ある人がポジティブ人間かネガティブ人間かなどという議論におけるそれは、積極・消極の意味です。
世界にネガティブか溢れているという場合のそれは、それに加えて合理・不合理の意味も含んでいます。
世の中にあふれているが誰もがネガティブと思わないことをネガティブと感じることができるかどうか、という場合は合理・不合理の意味です。
例えば、多くの人が当たり前だと思って疑問を持たずに従っている決まりごとに疑問を感じるのは、合理・不合理の問題です。
ところで、自分はポジティブ人間じゃないと悩む必要はありません。そもそも人の生きる姿勢として前向きも後ろ向きもありません。生来のポジティブ人間という人間もいないのです。
それは、何かの問題に直面した時にそれをどう感じるかの問題だからです。
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