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2024年8月22日 (木)

チップ制でサービスは良くなる?

(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

面白い記事を見つけました。「日本にも絶対チップ制が必要である」という主張です(※)。

筆者は、ご自分が実際に経験された日本の高級ホテルや高級レストランの、状況に柔軟に対応できない硬直的な(慇懃無礼な)対応と、アメリカの庶民的なレストランやコーヒーショップのフレンドリーで柔軟で気前の良い対応を比較した上で、「絶対チップ制が必要」とする理由を次のように述べています。

〈日本のサービスのベクトルのほとんどは雇用主に向いているが、アメリカのそれは100%カスタマーに向いている。もちろん、チップが欲しいからであるが、本当に心地が良く受けたいサービスは後者である〉

確かに傾向として間違ってはいないと思います。「ベクトルが雇用主に向いている」のはサービスの目的がルールやマニュアルを守ることになってしまっているということで、ありがちなことです。

そうなってしまうのはルールが作られている目的への共感が得られていないからです。そこに共感できていれば、自ずとベクトルは顧客に向きます。

価値観の共有です。


※Forbes Japan 2024.08.14

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