勘の沸き起こる感覚
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
羽生さんは、私の「勘-マグマ論」(?)に似たことも書いています。
よけいな情報を増やして自滅してしまうよりも、「その状況を理解するというのだろうか、『ツボを押さえる』といった感覚が自分の中に出現するのを待つことが大事なのではないかと思う。 」
そのためには、「まずは地を這うような読みと同時に、その状況を一足飛びに天空から俯瞰して見るような大局観を備えもたなければならない。そうした多面的な視野で臨むうちに、自然と何かが湧き上がってくる瞬間がある。 」
「こういう方針で、こういう道順で行けばいいと、瞬時のうちに腑に落ちるような感じとでもいうのだろうか。考えを巡らせることなく一番いい手、最善手が見つけられる。その場から、突如ジャンプして最後の答えまで一気に行きつく道が見える。ある瞬間から突如回路がつながる」。
「自然と湧き上がり、一瞬にして回路をつなげてしまうものを直感という。 だから、本当に見えているときは答えが先に見えて理論や確認は後からついてくるものだ。」
この感覚は棋士も司法書士も同じ・・。
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