素直さと能動的思考との関係は
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
不適切な助言を素直に聞くと失敗することがある、というのは、「能動的思考」の考え方からは当たり前かもしれません。
では、「素直さ」も「能動的思考」も大事だというのはどういうことでしょうか。ここで「素直さ」と「能動的思考」の関係について考えてみましょう。
両者を比較するには、同じカテゴリーに落とし込む必要があります。「素直さ」をマインドセットないし行動習慣に落とし込むと、「人の助言を素直に聞く」習慣ということになります。
そこで問題になるのが「聞く」とはどういう意味なのかです。これを、「無批判に受け入れて従う」と捉えると、正しく「能動的思考」とは対極的なものです。
しかし、これを「真っ向から拒絶せず耳を傾ける」と捉えると、必ずしも「能動的思考」とは矛盾しません。
つまり「素直さが大事」とは、人の助言に素直に耳を傾けることは大事だということであり、それを無批判に受け入れろということではないのです。
人の助言に少しでも疑問をもったらどうするか、は価値研修の「能動的思考」を参照してください。
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