試練が快感を呼び起こし、それが習慣化する?
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
先日(17日)、試練に見舞われた時は喜ぶべきであると書きました。これは、試練こそ成長のチャンスだからなのですが、それは既に人間の本性になっているようです(20日に共有したナショナルジオグラフィックの記事より)。
人が快感を感じるのは脳内の報酬系と呼ばれる神経系が活性化するためで、報酬系では神経伝達物質の一種である「ドーパミン」が中心的な役割を果たしています。何らかの報酬(快楽など)を得ることでドーパミンが活性化します。
ところが人は努力することによっても同様にドーパミンが活性化されるそうです。しかも、試練に立ち向かうことそのものに快感を感じるのであって、その結果(問題が解決するか)には直接関係しないのです。
試練の原因となった問題は必ずしも解決するとは限りません。失敗に終わることも少なくないのです。それでも人が試練に立ち向かうことに快感を覚え、依存性(クセになる)も伴うのは、問題の解決だけが報酬だからではないということです。
即ち、報酬は「成長すること」なのです。
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