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2024年5月 2日 (木)

社会モデル的発想のマネジメントの例

(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

子育てを「社会モデル」として考える一貫として、マネジメント手法を見直す必要があると言いましたが、具体的な方法の例をご紹介します。

これは見直すまでもなく既に弊社内で(まだ一部ですが)行われている手法の一つです。

1 メンバー全員の特質や働き方、心身のコンディションを把握する
2 業務遂行計画を立てる
3 メンバーの特質・働き方・コンディションから生じる不規則性が計画に与える影響を想定する
4 その影響下でも当初計画通りに業務が遂行出来るように、計画の代替案(プランB)を用意する

これが「社会モデル的マネジメント」の一つの例です。この方法によれば、メンバーの特質・働き方・コンディションによって生じる不規則性を他のメンバーが被り、その負担がさらなる不規則性を招くという連鎖を断つことができ、結果的に高い生産性を実現することができます。

そして、メンバーの特質・働き方コンディションには子育てという要素も含まれますから、このマネジメント手法の下では「子持ち様分断」は生じにくいと言えるでしょう。

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