対等とは距離を置くことか
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
一昨日の月次朝礼では、「対等」という価値や、それについて自分がどの程度の認識なのか、すなわち(企業)文化としての「権力格差」をどの程度受容しているかを測る指標の一つとして敬称の使い方(クン、さん)があるという話をしました。
その後Kさんの「自分もクンづけしていたのを今後はさんづけに」という発言もあったことから、次の質問が寄せられました。
「それまで○○クンと呼んでいたのを○○さんと呼ぶと、呼ばれた側は距離を置かれたように感じるのではないか」
実はこの質問が出ることは予想(期待)していました。
以前、私が「こうだ」と決めつけるのは「隠喩」だと言いました(昨年12月11日「強いリーダーはいらない」)。見方を変えると「一面の真理」でしかありません。
ですから、私の意見には反対意見があって然るべきです。
今回の質問はまさしく「一面の真理」のウラを突く鋭い質問であり、「もう一面の真理」だと思います。
敬称(名前の呼び方)と距離感は密接に関係していますが、様々な観点から考えることができる面白い問題です。
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