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2024年2月19日 (月)

改善の余裕がなくても声を上げる必要はある理由を役割の意味から考えてみる

(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

作業の改善について思考停止しているのではなく、その余裕がないのだという声があります。

仮にそういった事実があるとしても、その事実を当然として問題を感じないとすれば、そのことこそ思考停止です。

ところで企業では一人ひとりが何らかの役割を担っています。作業も一つの役割であり、その作業を改善する(必要があるか考える)こともひとつの役割です。では、それらの役割を担うのは誰でしょうか?

役割は、誰がその仕事に「最適か」で決めるのが原則です。「最適」とは、あることについて最も高い成果を上げられる、またはある方にしかそのことを行えないということです。

他の方でも同様の成果を上げられる(行える)なら、その方はより高い成果を目指す必要があり、ときに役割の変更となり、場合によってその方にしかできない役割になるかもしれません。

いずれにしても、改善(を考えること)の余裕がないならそれを問題として声だけでも上げることは、その作業を行っている方の役割に他ならないのです。

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