「人がみな対等なら、言葉遣いもタメ口でいいじゃん」は一面の真理か?
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
人と人は対等なのですから、お互いの敬称の付け方も偏頗(一方が「さん」で他方が「くん」等)のないようにすべきです。
では、言葉遣いも偏頗のない、いわゆる「タメ口」にすべきなのでしょうか?
私は、対等な関係(タメ)ですから、当然言葉遣いもタメ口で良いと思います。
ただ、敬称同様(2月14日の本欄で機能について書きました)、言葉遣いにも「礼儀の表出」という機能があります。
その用い方によって礼儀にかなったり逆であったりします。
つまり、敬称・言葉遣いいずれに関しても、距離感(親しさ)や場に応じた礼儀への配慮は必要です。
さほど親しくもない関係の方に対して馴れ馴れしい言葉遣いをするのは失礼です。これは対等とは無関係です。
逆に親しい間柄で(しかも内輪の場で)目上の方に対してタメ口をきいても失礼ではないと思いますし、当人同士もそこに違和感を感じていないのであれば目くじらをたてることでもないと思います。
そう考えると敬称も親しい間柄で内輪なら偏頗があっても問題ない?
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