法的思考というマインドセットに真に求めるものを考えることで変わること
(今朝のFLC&S社内ブログ「ニュース共有」より)
フクダリーガル(FLC&S)のメンバーに私が期待する「マインドセット」の一つに「法的思考」があります。これは新人向けの「価値研修」でも最も力を入れて説明しているマインドセットの一つです。
これまでFLC&Sの「法的思考」の定義は「決まり事や命令の正当性や合理性、効率性を疑い、根拠を考えること」としてきました。
しかし、この定義では、このマインドセットが「認知バイアス」を回避したり「思考停止」から脱出するための力を与えられないということに、最近になってようやく気がつきました。
そこで定義を次のように変えることにしました。
「様々な情報や規範に接した時に、思考を停止させず、その真偽や正当性、合理性、効率性を疑い、根拠を考え、先入観に囚われないこと」(!)
こうなると「法的思考」という呼び方も、ますます一般的な意味(法規に基づく論理的な思考や分析)から離れてしまいますので、改めることにしました。
このマインドセットを「能動的思考」と呼ぶことにしました。
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