多様性を尊重するのに価値観は共有するという矛盾?
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
会社の理念や価値観が個々人のそれらと一致しないことは誰でもあると思います。
人に特定の価値観を持つように強制することはできませんが、企業では大きな方向性(存在意義)に関わるところでは価値観を共有する必要があります。
例えば司法書士の職責について。私は危険の潜む仕事には立ち向って行かなければならないと考えていますが、司法書士は登記をすれば良いだけだから危険な仕事は避けるべきであるという考えの方もいます。
あるいは営業について。私は司法書士も積極的に営業活動をすべきだと考えていますが、司法書士は「社会的存在」だから、営業活動はすべきではないという考えの方もいます。
これらはFLC&Sの事業の根幹に関わるところですから、価値観を共有して頂かなければなりません。
企業における価値観の「共有」とは、お互いの価値観を理解し、尊重した上で、どちらを優先させるかを決めることです。
ただ、価値観は変化することがあって然るべきものです。それを成長と言っても良いのではないか、と思います。
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