権力格差 その2
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
「国民文化の6次元モデル」は、各国の指数に応じてどのように対処するかを示すものです。権力格差の次元で日本は諸外国と比較して中位です(※)。
しかし私が言いたいのはこのスコアを前提にそれにどう対処するのか、ではなく、これをさらに小さいものにする必要があるということです。少なくとも私達の職場でイノベーションを進めるためにはそのことが必須と考えています。
私はこれまで「上司や部下などの上下関係は存在するが、それはあくまでも役割に過ぎず、人間としては対等である」と言ってきましたが、権力格差が日本より小さい国(米国、英国、ドイツ、北欧諸国、イスラエルなど)では、同様な考え方をします。
「上下の関係は存在しますが、それは目的を果たすために必要な、便宜的なもの。上司や教師、親など、年齢や社会的ランクが上だからといって、人間的に優れていなければならないとは考えません」(※)。
みなさんにも是非この考え方を理解し実践して欲しいと思います。
まず、自分が権力格差を受け入れてしまっていることに気づくことからです。
つづく
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