価値観とルール
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
以前、価値観は共有したいが、内心の強制はできない、また、それは多様性を尊重するという考え方とも矛盾するので、生じる問題をルールによって解決すると言いました。
しかし、結局その解決方法には強制という側面が含まれることに変わりはありません。つまり、ルールに実効性をもたせるためには通常は強制力が必要なのです。
とはいえ、強制されたルールがなければ成り立たないような組織は極めて脆弱な組織です。メンバーの考えがバラバラで統一性や一貫性がなく、十分な意思疎通もできないような組織です。
ですから、ウチの場合、少なくとも基本的な理念や方向性に関しては、ルールによる強制を必要としない、強い組織にしたいと私は思います。
結局のところ、そういう組織は、基本的な理念に関しては、メンバー相互の間で価値観が共有できている組織であるということになります。
ウチの場合はまだ、「ルールのルール」(9月14日の本欄)を必要としている段階であり、すくなくとも現象面だけでは価値観の浸透度合いはわかりません(内心はもちろんわかりません)。
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