年齢も多様性
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
ノンバイナリー(性別が男性・女性のどちらにも分類・限定されない/したくない)の方の代名詞はthey/themである。この話を聞いて思い出したことがあります。
私自身も含め、未だに人を呼ぶときに相手によって「○○さん」と呼んだり「○○クン」と呼んだり、使い分ける方は少なくないと思います。この「さん」と「クン」の使い分けの基準はどのようなものでしょうか?
多いのは、自分より「若い」「男性」に対しては「○○クン」、それ以外(年長者や女性)に対しては「○○さん」という基準ではないかと思います。
しかし、女性はさんで男性はクン、若い人はクンで年長者はさん、という扱いには今や合理性はありません。
女性と男性を対等に扱うべきであるのは今さら言うまでもありませんが、若年者と年長者も「人として」対等ですから、合理的根拠なく扱いを違えることは多様性尊重の観点から許されません。
合理的扱いは全ての方を「○○さん」と呼ぶことだと思います。ですから、私は少なくとも公式の場(人前)では全て「○○さん」と呼ぶようにしています。
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