対話から決断へ
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
「話し合い」は前段の「対話」の局面から、後段の「決断」(議論)の局面に入ります(248頁)。
みなさんはチーム課題の解決策を考え、決定するにあたって、「対話」や「議論」ができているでしょうか?
「対話」ではチームメンバー全員が対等(フラット)な関係で、「自分ごと」として意見を持ち寄ります。他のメンバーはそれらを一旦受け取り、鑑賞・吟味して、お互いの意見のズレや多様な考え方の存在に気づき、お互いに共通する部分とわかり合えない部分を明らかにする必要があります。
「議論」では、それぞれの意見のメリットやデメリットを明らかにし、自分たちにとって最善の選択は何かを皆で探り合う必要があります。その上での選択(「決断」)です。
「対話」において、全員の意見を受け取って、その共通する部分と相違する部分(ズレ)をきちんと認識する必要があるのは、解決策を最適な(最も民主的な)方法で選択するためです。
また、「議論」において、自分の意見について「デメリット」をきちんと認識する必要があるのは、その選択に後悔しないためです。
| 固定リンク | 0
« 対話の効果 | トップページ | デメリットを見る »
コメント