無理をするか
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
昨日の「急な依頼の対処法」では「無理なく」対応できるかどうかを問題にしました。ご依頼には無理なく対応できることが原則です。
では、無理をしてまで対応するべきか悩んだ時にはどうすれば良いでしょうか。
先ず「無理」とは何か?
それは「何かを犠牲にする」ことです。
「何か」には次のようなものが考えられます。
1 他の(優先度の高い)業務
→業務の停滞を招き、場合によっては内外に問題を引き起こす可能性があります。
2 他の依頼者からの業務
→他の依頼者からの信頼度の低下を招くだけでなく、受託義務に違反する危険があります。
2 プライベートの時間
→残業や休日出勤をする。これが様々な意味で問題なのは言うまでもありません。
3 コスト(外注対応などでの費用)
→会社にとっても、ひいてはみなさん自身にとっても損失です。
4 対応自体に本来かけるべき時間
→事故の懸念要素の解消がないがしろになる危険があります(時間がないこと自体が懸念要素です)。
以上のような犠牲を払ってまで対応する必要があるか否かは、時には経営判断を伴う高度な判断です。
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