誰が決めるか
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
「決断(議論)」のルールの3つ目は「『誰が決めるか』を決める」です(264頁)。
例えばTeam Building Session (TBS)で何ごとかを決めるとき、「誰が決める」のかを意識したことはありますか?
例えば、TBSではこんな手順でものごとを決めることはないでしょうか?
A案とB案のいずれにするか、チームとして決定する場合、リーダーが指名し、または自主的に、参加メンバー(全員?)が意見(いずれに賛成か、及びその根拠)を述べる。
その意見を踏まえた上で、どちらの案を採用するかをリーダーが宣言する。
中原教授によると、これは「メンバーで話し合い、リーダーが決める」(吸い上げ型)という決め方です。
決め方としては他に、
・「メンバーで話し合い、メンバーが決める」(民主主義)
・「メンバーで話し合わずに、リーダーが決める」(独裁)
・「メンバーで話し合わずに、メンバーが決める」(突然の多数決)
の3つがあります。
もちろん、「民主主義」が理想ですが、重要なのは「誰が決めるか」をメンバーが納得していることです。
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