登記星人と地球人
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
クサい程の「登記星人」になれたとしても、そのままでは「『無事な売買』に関しては殆ど無力」(6月27日)「司法書士として真の職責を果たすことはできない」(28日)ですから、是非「地球人」に戻って欲しいと思います。
「地球人」は、どんな物件ですか?と聞かれたとき、地番や家屋番号でなく、○駅の駅前商店街を抜けて10分程歩いた住宅街の中のアパートです、とか、○○高速○○インターで降りて国道○号を北へ○分程走ったところにあるゴルフ場の跡地○○万㎡です。と答えます。
当事者についても、今の所有者は○○病院で、それを株式会社○○が買って、さらに○○社に転売します。と答えます。
つまり、誰でも登記星人になる前は、家や土地についてこういう理解をしていたはずなのです。誰でも、どんな不動産なのか、どんな人がどう関わるのか、つまり実体関係に関心があるのです。
仮に、それがないとすると、「売買」という実体関係に関わり、それを無事に終わらせるという最重要任務にコミットし、司法書士の真の職責を果たすことは絶対にできないのです。
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