法的思考の使い方
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
次に、「法的思考とFLC&Sのマインドセット」と題し、「法的思考」とは「決まり事や命令の正当性を疑い、根拠を考える」ことであると言っています(p.68)。つまり法的思考はマインドセットそのものです。
そして、「言われたことをただその通りにやるという業務態度」ではないということだとしていますが、だからどうなのか、つまりこのマインドセットによってどんな「価値」が実現されるのか、が書かれていませんでした。
法的思考によって実現される価値は「正しさ」(#4-2)です。「正しさとは、社会全体の可能な限り広い範囲にわたり、長期的な観点で人々を幸せに出来ることである」と定義づけて(2月2日)、マインドセットから「価値」に格上げしました(2月5日)。
「正しさ」を実現する場面として対法務局、対お客様、対上司を挙げています。
ところで「法的思考」をマインドセットに位置付けながら「論理的思考」(#15)を「価値」に位置づけておくのは権衡を欠きますので、「論理的思考」は「価値」からマインドセットに格下げ(?)します。
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