人はなぜ死ぬのか
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
FLC&Sの「法的思考」が身についていると、「人はみな死ぬ」という大前提自体を疑うことになります。本当に人はみな死ぬのか。その規範そのものを疑い、あるいはその規範を導く根拠を疑います。
人はみな死ぬなどというのは当たり前だ、永遠の命を持った人間なんて聞いたことがない、と皆さんは言うかも知れません。確かにそうです。しかしそれだけでは不死の人が存在しないことの証明にはなりません。
そこで、「人はみな死ぬ」という規範が正しいと仮定した上で、その根拠を考えてみることにしました。つまり、人はなぜ死ぬのか、という質問です。それに対して説得力のある回答が得られれば、この仮定を正しいと考えて良いと思います。
これに関しては、宗教的、哲学的な回答は自分でもなんとなく考えることはできます。しかし、欲しいのは生物学的な「正解」です。そこで、ヒントを求め、「生物はなぜ死ぬのか」(小林武彦 講談社現代新書 2021年)を読んでみることにしました。この本には生物が必ず死ぬ理由についての明確な答えが書かれているようです。
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