変化という価値
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
昨日「現在の状態を維持し続けられること自体に価値がある」と言いました。例えば、弊社が昨年と同額の売り上げを今年も上げられるとすると、それ自体価値あることです。しかし、それは「変化しない」ということを意味しません。
むしろ、変化しなければ昨年と同額の売り上げを維持することすらできません。
それは、市場や競争相手が年々、次々刻々変化を続けているからです。その変化以上の変化(改革・改善)を私たちも求められ、それを実現することで勝ち残れるのです。
ところで今月の新人向け「価値・マインドセット研修」で、我々は同業他社との競争に勝つことは必須だが、実は違う考えがあるという話をしました。違う考えとは「仕事は競争して勝ち取るものではなく、皆で分け合うものだ」という考え方です。
しかし、仕事を分け合うという発想(談合的発想)には、お客様や市場に対してより価値のあるサービスを提供していこう、改革・改善しよう、すなわち変化して行こうという考え方に欠けています。
こういう企業や業界が支持を失わない社会に、未来はありません。
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