成長する理念
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
FLC&Sの基本理念はこれまで何度かの変更を経て現在のもの(「未来を創る」以下)になっています。言ってみれば理念も成長してきています。
創業時(2002年)には基本理念を明確に謳ったものはありませんでした。
ただ普通とは違う事務所にしたいとは思っていました。「フクダリーガルコントラクツ&サービシス」という屋号(当時は個人事務所)もそんな思いの現れです。
大きくしたいという思いもありましたが、理念というほどのものではもちろんありません。差別化要素という意義づけは可能ですが。
FLC&S創業5年後に書いた「資格起業『3年で10倍』の法則」(日本実業出版社)では「基本理念」という言葉を使ってはいますが、当時定めた「サービスポリシー」(サービスを提供の基本方針)の説明として使っていたにすぎませんでした。
「サービスポリシー」はオフィス内に掲示し、またホームページにも掲載していました。内容は「信頼性」「柔軟性」「スペシャリストであること」「人の尊重」「品位」「愉快に仕事をすること」など12項目です。
現在の「価値」と似ているところもありますし、「価値」という考え方の萌芽なのかもしれませんが、要は、お客様(依頼者)に向けた商品説明であり、やはり差別化要素でした。
「差別化要素」と「理念」との違いは視野の違いです。
顧客(潜在顧客も含め)だけしか見ていないのか、自分たち自身を含む全てのステークホルダー、さらに社会全体まで見ているのか、の違いです。
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