システムが買主に提供する機能
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
買主が取引に参加する目的は「目的に合致した不動産の完全所有権及び登記名義の獲得」です(それを「確実・安全・容易」にするのがシステムの機能)。
買主の第一の関心事は、目的に合致した不動産を見つけることです。
目的は投資か実需かに大別されますが、投資の内容、実需の内容もさらにそれぞれ種々に分かれます。
この点は、現在のところ私達が提供するシステムの機能には含まれていません(主に仲介機関が担当)。
不動産が見つかれば、売買契約を締結し、売買代金を支払うことになります。
ここで、契約及びその履行に問題がないかを(意思確認も含め)確認するのは私達が提供するシステムの機能です。
買主の第二の関心事は、不動産購入資金の調達です。
銀行・信金信組・ノンバンク他の融資機関からの借入(住宅ローン)に頼る場合は、あっせんや条件交渉が必要な場合がありますが、この点は、現在のところ私達が提供するシステムの機能には含まれていません(買主自身が行うか、仲介機関が担当)。
買主の第三の関心事は、完全所有権及び登記名義の獲得です。
※「完全」所有権とは、所有権の行使を妨げる権利等が付着していない所有権のことです。
そのためには代金の支払いを、負担(担保等)消除及び所有権・占有移転との引き換えにすることが必要になります。
それが間違いなく行われることを確保するのは私達のシステムの機能です。
具体的には上記の内容を法律上担保すること(契約等)、それらの履行を実質的に確保すること(履行条件及び履行の成就の確認等)、などです。
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