新しい価値の創り方 6 システム
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
ここで一旦新・中間省略登記から離れます。
私達の仕事はシステムだと考えるべきであると最近は言っていますが、こう考えること自体が「新しい価値」であると言って良いと思います。
このシステムは毎年1万件を超える不動産投資案件(主に売買や信託)を安全確実かつ容易に完遂させる機能を果たしています。
システムの果たす機能は大きく分けて3つです。
1 投資の法的危険性の排除
2 投資の迅速確実な進捗の推進
3 投資の法的安全性確保のための手続実行
特に2,3に関しては効率性が求められ、私たちも常に改革・改善に務めています。そのために情報処理技術(IT)の活用(DXという言い方もされますが)も不可欠になっていますが、アナログな運用(紙媒体)もまだまだ多い現状です。
ITの利用例を見てましょう。
【「3」の分野】
◆登記申請書(情報)の作成、・・・市販の司法書士専用システムの利用+RPA
◆上記の進捗管理・・・同+市販の表計算ツール+市販のクラウド型業務アプリ。
◆法務局の登記簿に登記されている情報(登記情報)のダウンロード及び過去時点の情報からの変更(差分)の抽出・・・上記司法書士専用システム+RPA
【「2」の分野】
◆投資参加者との情報共有・・・市販の表計算ツール(クラウドでの共有)+市販のクラウド型業務アプリ
・・・・・
今後これらを一括して取り扱うプラットフォームの導入が「新しい価値」ということになるのだと思います。
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