「図解」で学ぶ司法書士業務
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
「図解」の本の中に、「司法書士業務の中核」という記載があります(「Q62 司法書士の仕事を奪うのか?」)。
この本は新・中間省略登記の解説本ですが、それに限らず、登記・不動産売買・司法書士業務の全般にわたる記載も多いので是非参考にして頂きたいと思います。
そのまま引用します。
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司法書士の業務の中核
① 不動産の売買の前提として登記簿その他の調査・確認による現在の登記名義人の権利の有効性確認、当事者の本人性確認、本人の債務履行意思及び能力等の確認
② 当事者全員について物権変動原因である売買契約上又は融資契約(金銭消費貸借契約)上の債務の履行(売買代金支払い、引渡し、融資の実行等)の準備がすべてできていることを確認し、その全員に対して、それらの債務の履行を許容。
③ 登記すべき実体上の物権変動の効力が有効に発生しているかどうかを確認
これらAB間及びBC間の売買契約・決済について法的安全性を確認する業務が、実は不動産売買における司法書士の最も重要な仕事なのである(注)。
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お気づきのように、ここに書かれているのは所謂「司法書士本職」の業務です。
そしてそれはFLC&Sが提供する「システム」(※)の一部分に過ぎません。取引参加者の参加目的の達成を「確実・安全・容易」にするというシステムの機能のうちの「安全」に関する業務です。
それ以外の「確実」「容易」にする機能はこれらの業務とは別の業務として提供していることはみなさん自身が一番ご存知だと思います。
※1月1日(http://hap.air-nifty.com/phytoncid/2022/12/post-295723.html)~
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