現場での価値実現
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
「図解」の本では、融資機関(銀行等)の新・中間省略登記についての対応・姿勢について解説しています(Q63,Q64)。
ここでは単に融資機関の現場対応の状況だけでなく、融資機関としての基本的な姿勢について考察し、また、中間省略そのものについてだけでなく、不動産担保融資一般における現場対応そして「原理・原則」について説明しています。
みなさんにはもちろん書籍を通読して、内容を理解して頂きたいのですが、さらに重要なことは、対融資機関だけでなく、顧客対応をするにあたって自分たちはどのような「価値」を体現する必要があり、そのためにはどんな「マインドセット」を身につけている必要があるかを考えることです。
今回の例では「27の価値」(※)の中「13 ホスピタリティ」と「15 事実に基づいた判断」が特に関係してくると思います。
つまり、現場での対応に直面したときに、事実を確認することと(「15」)相手方の視点で考えること(「13」)ができているかどうかが重要です。
例えば買主さままたは仲介機関さまから、「A銀行X支店の担当者Pさんに中間省略はだめだと言われた」と伺った時に、「それは事実なのか」「事実だとして『だめ』とはどういうことなのか」「その判断は担当者P独自の判断なのか、X支店の判断なのか、A銀行審査部の判断なのか」「その判断の理由、根拠は何なのか」・・・と考えるということです。
そしてこれらのこと(考え方)ができるようになるためのマインドセットについては下記をご参照ください。
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