レジリエントはいい加減?
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
「福田さんはめげないねぇ」。以前、ある方からそう言われたのでそのことを別の方に話しましたら、「そうそう福田さんはめげない」と言われました。
あまり自分が「めげない」性分だと考えたことはなかったのですが、それがそもそも「めげない」性分の証左なのかもしれません(笑)。
この性分は最近レジリエント(resilient)という言葉で話題になっているようです。Collins Dictionary にはこう書かれています。
Resilient people are able to recover easily and quickly from unpleasant or damaging events.
John’s resilience helped him through the difficult times.
つまり、いやなことや辛いことがあって傷ついたりしてもすぐに回復できる資質といった意味でしょう。もともとは「外部圧力から回復する力」といった意味で物理学などの用語としてとしても使われているようです。
「めげない」とは、頑健で外部圧力に対して頑張って抗い、ひしゃげないということではなく、圧力がかかれば抗しきれずにひしゃげてしまうが、圧力が去れば容易に元に戻るということだと思います。
私の場合は、子供の頃からやる気がなく頑張らない、いい加減な人間でしたから、嫌なことがあっても頑張って抵抗することもないため、回復不能な損害を被らないで済んできたのだと思います。
つまり、レジリエントとはいい加減な性分だということかもしれません。
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