« 専門外でも即答 | トップページ | 早くてうまい »

2022年11月18日 (金)

即答して

(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

専門外の知識でも即答すべきものは、

1 よくある質問。
2 (条件付きでも)明確に答えられる。

ですが、専門分野でももちろん同じことがあります。

「よくある質問」の典型が登記費用の見積りです。
例えば、現在のFLC&Sでは殆どありませんが、かつてはよくあった例です。

不動産会社さまから電話がかかってきて、急ぎで登記費用を出して欲しいと言われました。まだ契約前なので、不動産の資料は謄本と住宅地図くらいしかないんだけど、と。

まず、どういう状況なのか想像してみて下さい。
おそらくこういう場面です。

不動産仲介の営業マンの方が、見込み客の方(買主)との商談をしています。お客様は価格にも物件内容にも納得し、買い意欲が高まって来て、「じゃあ◯◯円出せればよいのですね」と質問されました。

営業マンの方は、まだ慣れていない方で、「いえ、他にも仲介手数料が◯◯円、印紙代が◯◯円、ローン手数料が◯◯円、あ、そうだ、登記費用がかかりますね。いくらかかるか司法書士に聞いてみます」と言って、その場で司法書士事務所に電話をかけ始めました。

このとき、不動産営業マンの方は、司法書士には即答して欲しいと当然思います。それさえわかれば不動産購入にかかる費用が(概算でも)確定できて、お客様にご購入を決意して頂ける可能性が高いからです。

もちろん資料がありませんから、不動産の固定資産評価額はわかりませんし、ローンの借入額も確定していません。

このとき、みなさんでしたら即答(電話を切らずにその場で答える)できていると思いますか? 「評価証明をとっていただかないと出せません」などと答えてはいけません。

| |

« 専門外でも即答 | トップページ | 早くてうまい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 専門外でも即答 | トップページ | 早くてうまい »