私達自身の生産性
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
日本の生産性が諸外国に比較して低いと言われるときの「生産性」とは、就業者1人当たり、就業1時間当たりの国内総生産(GDP)で、これは謂わば日本の生産活動によって生み出されている「結果」ですから、「あなた方は生産性が低い」と言われても自分ごととしてはなかなかピンと来ないのは当然かも知れません。
また、生産性が低い原因として、無駄な仕事が多い、労働時間が長い、デジタル化が進んでいない、意識(会社の価値観や仕事のやり方)が以前と変わっていない、そもそも価格設定が低い、等々色々と言われていますが、個々人や各企業独自の努力だけでは如何ともしがたいものも多いのも事実です。
しかし、日本の生産性を上げることに貢献する使命のある(?)私達は少なくとも自分たち自身の生産性を上げる努力をして行く必要があり、みなさんも日頃様々な生産性向上、即ち業務改革、イノベーションを実践して下さっています。
そして、この改革、イノベーションにはゴールがありません。以前この欄で「最適はない」と言いましたが(※)それと同じことです。こういう意識(マインドセット)を持っていただくためにルール化もしています(※)。
ところで改革の未来像として描いた「やがて来る時代の不動産取引」(※)は改革の大きな指針でもあるのですが、私自身日頃はあまり意識していません。
しかし先日ある外部協力者の方が、これに大いに共感しているとおっしゃって下さいました。少し面映ゆかったので軽く受け流しましたが、実は大変嬉しいことでした。
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