« デザインがアートに変わるとき | トップページ | タクシー業界のアナロジー »

2022年9月19日 (月)

未来に学ぶ

(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

(賢者は)歴史に学ぶという言葉がありますが、「未来に学ぶ」ということもあります。未だ起こっていない出来事から何を学ぶのかと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、出来事や事実から学ぶのではなく、未来を想像することの中から学ぶのです。

私は常々「やがて来る時代の不動産取引」やら「登記申請手続はいずれなくなる」やら「司法書士の仕事はどうなる」やら、未来のことばかり考えて、ここでもお話しています。

未来のことを考えるのは、もちろんFLC&Sを企業として永続させ、発展させ続けなければならないからです。

それはさておき、このひと月半ほどは、やがて来る登記申請不要化時代に備えて、FLC&Sだけでなく司法書士はどうすべきなのか、について考えて来ました。
登記申請が不要になる時代は既に始まっており、一部不要になりつつあるのは皆さんも御存知の通りですが、全ての申請が不要になるまでにはまだ少し時間があります。

そんな先のことを考えて意味があるのかと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、まさしく未来のことを考える中で学んだことがあります。現在の私達の姿です。

未来のことを考えることで現在の自分たちの姿が明確になり、より近い未来に何をすべきなのかがわかってくるのです。

これを考えるときに思い浮かぶのが、タクシー業界です。
完全自動運転が実現すると今の形のタクシーは不要になります。少なくとも運転手は不要となります。

当然タクシー会社の経営者は、運転手が不要となる未来のことを考えたでしょう。

| |

« デザインがアートに変わるとき | トップページ | タクシー業界のアナロジー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« デザインがアートに変わるとき | トップページ | タクシー業界のアナロジー »