最適はない
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
タクシーのウェブ配車(配車アプリ)に関して一昨日の全体朝礼でお伝えしたことを少し訂正します。
法人タクシーが配車アプリを導入したことで個人タクシーは打撃を受けたであろうと言いましたが、配車アプリは法人だけでなく個人タクシーも導入していますね。失礼致しました。
個人タクシーの場合も配車だけでなくタクシー広告も導入していますから、当然ラジオを聞いたり、世間話をしたりというのも禁止されているのだと思います。
もちろん「運転部分」の最適化がそういった接遇マナーのところだけかどうかはわかりませんが、利用者としてすぐにわかるところとしてはそういったところです。
私達の場合は「登記申請手続部分」の最適化です。8月13日の本欄で(※)、〈皆さんが今行っている手続が「最適」ではない〉と言いました。
では最適な手続とはどのようなものなのでしょうか?
実は、最適な手続というものは存在しません。もっと厳密に言うと、無条件に最適といえるものは存在しないのです。
しかし、「最適化」は可能ですし、必要です。
「最適化」とは一般的には目的達成のために一定の限定条件の下で最も適した手段をとることを言いますが、私達の目指す「最適化」は違います。
それは、この一定の限定条件を変えて行くことです。それまで当たり前としてみんなが受け入れてきた前提条件を疑い、変えて行くことです。
ですから、現在の手続は常に最適ではなく、最適を目指す必要があるのです。
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