改善はこうやる
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
非効率的な方法を行っている理由は2つ考えられます。
1 非効率だという認識がない。
2 非効率だという認識はあるが抵抗があり変えられない。
1の、認識がない場合は、その認識を持たない限り、つまり、それが非効率だということ、いいかえれば、他にもっと効率的な方法があるという認識を持たない限り、やり方を変えるという動機は働きません。
この認識を持たせるのは、第三者の目が入りでもしない限り難しいでしょう。
2の、非効率だという認識はあるが抵抗がある場合は、その抵抗を排除する動機がはたらきますから、1より改善は容易であろうと思われます。
例えば、不動産登記の必要物を決済当日初めて確認するというやり方を誰も非効率だとは思っていない場合、それを変えることはないでしょう。
それに対して、これが非効率だと思っている人がいるが、変える(事前にコピーを入手)ことに抵抗する存在があり、変えられていない、という場合は色々と方法はあるでしょう。
抵抗する理由は(前にも書きましたが)2つ。
1 変えること自体が嫌(慣性の法則?)。
2 余計な手間が増える。
いずれの場合も抵抗を和らげるには、変えることによる効果(メリット)を理解してもらうという方法しかないでしょう。
この場合の効果とは、決済当日に必要物が揃わず取引が遅延ないし中止に追い込まれるという問題が防げることです。
抵抗するよりこの効果(見返り)を得た方が得だとわかれば、手間をかけて新しいやり方を行うことにも賛成するでしょう。
こうして業務改善・改革は実現されて行きます。
では、今みなさんが行っている仕事の進め方の効率はどうでしょう?
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