ボーダレス
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
先週土曜日(8月27日)に、チームラボのデジタルアートミュージアム「ボーダレス」をご紹介しました。まだ行かれていない方も、映像で見て頂くと「面白そう」と思っていただけると思いますが、はて、デジタルアートってそもそも何なんでしょうか?
チームラボ関係者の発信(※)によりますと、こんな感じです(少し古いですが)。
デジタルアートとはデジタル技術を使ったアートである(あたりまえですね)。
ただ、デジタル技術を使っても概念自体は古いものもある。
例えばキャンバスに絵筆で描いていた伝統絵画をペンタブレットで描く。
チームラボは新しい概念のアート、つまり「現代アート」をつくりたい。
チームラボの新しい概念とは?
それが「ボーダレス」。
西洋美術は固定された「主観」の視点から視るアート。
日本の絵巻物は視点が移動するアート。それが一種の空間になっている。
チームラボはそれを「超主観空間」と呼ぶ。
そして「超主観空間」を拡張したコンセプトが「ボーダレス」。
だから作品は常に動き、移動し(会場の境界すら超えていきます)、さらに触れたり、働きかけると変化します(インタラクティブアート)。
東西の古典的美術や古典的技法の現代アートを「鑑賞」するのも、こういったインタラクティブなアートを「体感」するのも、アートの体験として、どちらも等しく良い時間の過ごし方かも知れません。
ところで、お台場パレットタウンのチームラボボーダレスは先月末で閉館しましたが、来年虎ノ門で復活するそうです。
※Unity Learning Materials:https://learning.unity3d.jp/754/
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