基本理念と最適化
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
昨日、無条件の「最適」はないが、常に「最適化」を目指さなければならない、と言いました。これは、皆さん自身が仕事をしていく上で広く心がけて欲しいことです。
現在、評価制度の再構築を行っていますが、そこでは「役割等級制度」を採用することを予定しています。
みなさんの「役割」自体は多種多様なものがあり、それぞれの役割に応じた評価をして、給与も決めていこうというものです。
そして、この役割があってこそ広くみなさんに「最適化」を求めることができます。
つまり、それぞれ各人が自分の役割にもっとも適した仕事をすることが求められるということです。
それぞれの役割の中での「最適化」の積み重ねが、FLC&Sという船を基本理念(未来を創る、価値を創る、楽しい世界、楽しい会社)という目的地に向かってそれこそ「最適に」進ませてくれると思います。
そう考えますと、基本理念の中の「VALUE」(価値基準、行動規範)として定めた、「社員と会社の約束」(8月に「誓い」に修正することを検討しましたが)は、さらに修正を要するという事になります。
つまり、多様な役割の方々に対して一律に一つの基準を当てはめ、「約束」や「誓い」を求めることはできないということです。
もし約束や誓いを求めるとすると、それぞれの役割の限度でという留保付きでなければなりません。
一言で言いますと、行動基準・思考基準は「自分の役割を果たすために最適な行動、考え方をとる」となります。
今掲げている「社員と会社の約束」の内容は、ある役割の方にだけ当てはまり、その他の役割の方には当てはまらないものもあるということです。
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