登記申請の最適化はいわずもがな
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
タクシー業界では、「手動運転」がなくなるまでの間に、「運転」以外の部分を最適化することを目指し、ネット配車のシステム(配車アプリ)を構築しました。
それにならい、司法書士業界では「登記申請手続」がなくなるまでの間に「申請手続」以外の部分(取引円滑化担保と取引毀損防止)を最適化することを目指すべきである、と昨日の全体朝礼でお話しました。
ただ、少し誤解を招いたかも知れませんので、補足しておきます。
タクシー業界は、ネット配車の導入に合わせて、「運転」の部分の「最適化」も進めています。例えば、配車アプリ「GO」の場合、運転手の顧客対応が一律改善されています。必要以上の無駄な会話を一切しません。迎車の場合は車の外で直立で待っていますし、ドアの開閉も原則外に回ります。
余計な会話(世間話)をしない点は、以前のこの欄(※1)で理髪店を例にとってお話したように、私自身は大歓迎です(これはラジオをつけないこととも合わせ、タクシー広告を顧客に見せるために求められたのでしょうが)。
ただ、むしろそういった最適化の内容よりも、全ての運転手に対して同じ対応をとるようにルール付けし、訓練(研修)を施していると思われる点に着目したいと思います。
タクシー業界が「運転」の部分の最適化も進めているように、私達司法書士も「登記申請」の部分の最適化も進める必要があるのは当然です(※2)。昨日の朝礼では、登記申請の部分の最適化は不要であると誤解されるような言い方をしてしまいましたが、決してそのようなことはありません。
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