企業は社員が作る
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
「フクダリーガルの教科書」の見直しがおおよそ終わりましたので、今日からは基本理念(後段部分、前段部分は見直しを先日反映しました)の見直しをしていきます。
〈Value ~価値観/行動指針~ →社員と会社の約束〉のところから。
ここでは会社を一隻の船、社員を乗組員に例えた上で、次のように言っています。
〈会社を作り上げているのは社員一人一人であるということです。/従って社員が会社に何かを「してもらう」、会社が社員に何かを「してあげる」のではなく、社員は自らが会社を支え、作り上げ、変えて行くという役割を持ち、会社はそのための環境を整えるという役割をもつのです。〉
これに反論してみましょう。
自分たちは、すでに作られていた会社に後から参加しただけだ。
だからもともと作られているルール(フクダリーガルの教科書など)に従わせられ、会社が作った評価基準で評価され、それに応じて報酬を支払ってもらう。
つまり、社員とは何かを「させられ」、「され」、「してもらう」存在だ。
なるほど、そういう捉え方も間違っていないかもしれません。
しかし、フクダリーガルではルールに合理性がなければ社員はその修正を提案し、自ら修正に参画することもできます。ルールは社員が自分でつくるものだとも言えます。
評価基準もそうです。現在評価制度の整備を進めているところですが、ここには社員(の代表であるリーダー)が参加します。社員が自分たちも参加して評価制度を作り上げていくことになるのです。
報酬(給与)も、自らが参加して作り上げた評価基準に従い、自分が生み出した価値にふさわしい対価を自ら獲得する、という性質のものです。
| 固定リンク | 0
コメント