(創り出す近未来5)実体形成手段の最適化
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
これは、「これまでFLC&Sが創造して来た価値」で実体形成手段の「合理化」とされているものの「これから」です。
「実体形成手段」とは、例えば売買、贈与、信託、相続(遺言・遺産分割)や抵当権設定など、物権変動原因となるものを指します。
FLC&Sが実体形成手段について創造してきた価値として最大のものは「新・中間省略登記」でしょう。名刺にも「新・中間省略登記のFLC&S」と記載しているくらいですから(笑)。「登記」とされていますが、これは実体形成手段そのものに関する新しい提案です(「登記」と「実体」の峻別は当たり前のことですが、時々混乱がみられますので気をつけて下さい)。
「新・中間省略登記」の作り出した価値、即ち「合理化」は、従前は実体関係と登記が一致していなかったものを一致させることにより、それまで(判例上は認められていたものの)曖昧だった中間省略登記の法的根拠を明確にしたことです。
そして、その後も引き続き「最適化」を進めています。
「新・中間省略登記」に対して寄せられた疑問や批判とそれに対する回答の詳細は拙著「新・中間省略登記が図解でわかる本 改訂版」(住宅新報出版 2021年)をご参照頂きたいと思いますが、私達はより「適正」にこれを利用して頂くべく務めてきました。
さらに今後は、「新・中間省略登記」の前提となる転売型取引形態(クッションモデル®)の活用を広く提案し、実体形成手段の最適化を進めています(詳細はやはり前掲書をご参照下さい)。
もちろん実体形成手段の最適化はこれにとどまるわけではありません。
| 固定リンク | 0
コメント